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雅陽(がよう)

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 2006年     選句
ものの芽や足場の迷ふ庭仕事
まどろみの眼裏(まなうら)秋の日和かな
天降(あも)り来し青ひと色や秋の川
喪ごころの隅を照らすや寒椿
雲間より光ふる野辺空っ風
ほほけたる芒そびらに青き川
年の夜も雲居の果てを案じをり


            2006年 01月
   初日の出忌み年分かつ無常かな
   面影のとほくなりゆく去年今年
   ひとごとの門松とほく眺めをり
   凍て風や行きつ戻りつ胸の奥
   お降がりや君偲ぶ友引き寄せり
   若人の心配りや春の風
   寒空の鳥に敬意や部屋の中
   繰り言に眼差し寒き遺影かな
   寒風やわが心根にとどまりぬ
   冬の宵こころ許なき留守居かな
   初雪や籠もる心をいざなへり
   冬の雨烟る木立や鳥の声
   椋鳥の群大木を揺るがしぬ
   啼き哮る鵯(ひよ)行き交ふや路地の木々
   ひと気なき音なき原に雪の舞ふ
   ゆきまどふゆきつもどりつゆきのはら
   裏庭や取り残されし雪の塊
   雪まかす陽射しにこの身まかせをり
   雪解の音こころ緩むや回り道
   斑雪しむる庭さき雨深々
   静けさや思ひ沈めて寒の雨
            2006年 02月
   小夜時雨声色遣自問自答
   笑み求め笑み失せ黙す夜半の冬
   春の歌流るる部屋に呆けをり
   留まれど一夜の雨に草芽吹き
   ふとそこに冬の翡翠(かわせみ)笑み誘ふ
   時めぐり梅の蕾や鳥のこゑ
   問ふ人につられ寒空鳥談義
   一年(ひととせ)の時を隔ててなほ尽きぬ涙の痕の抉るる思ひ
   夢のごと吾子なきあとの一年(ひととせ)を生きながらへし我ここに在り
   老ふ我に遺影そのまま吾子の笑み永久に変はらぬ深き哀しみ
   一周忌友集ふ夜に吾子の笑み遠く近くに現れ消ゆる
   春空や心新たに忌明けかな
   春の香や漫ろゆく道ふたりみち
   幻も映す川面や春陽射し
   暮れなずむ川面ゆらぐや鴨かへる
   クロッカス涙の堰を払いのけ
   風はこぶ春髪すくや露天風呂
   湯上りの顔やわらかき春の午後
   亡き後(のち)も届く包みやバレンタイン
   春しぐれ音なく寄する孤愁かな
   慰みの囀りこぼる午後の庭
   春の夕チョコ食み沁むる虫歯かな
   そぞろゆく野に梅の香のうごきけり
   ひた隠すこころ映すや春の川
   雨の糸織りなす野辺や草萌ゆる
   吾子偲ぶ友の涙や春しぐれ
   春寒の雨やるせなき思ひかな
   戸を叩く春の嵐や胸の内
   永久にあれ友の心も春の陽も
   静寂にさへづり求め餌付けかな
            2006年 03月
   耐へがたく梅の香まとひ墓参り
   きらめきて海迎へるや旅の春
   待ち渡る吾子の墓前や梅の花
   合はす手に落つる涙や風ひかる
   温泉につかり名残りの雪愛づる
   春めくも変はることなき慕情かな
   行楽のとなりに吾子のなきことの不思議乗り越へ梅観にいかむ
   哀しみの色の変わるも薄まらぬこと思ひ知る宴のあとよ
   空(くふ)みつめ土手に居座る仏の座
   来ぬ人を薺摘みつつ待ち渡る
   如月を越へてうごくや土手の色
   ゆく先を夫(つま)と語らふ初桜
   ものの芽や足場の迷ふ庭仕事
   母子草むげに引かれぬ訳のある
   春はやて引き草ちらし駆けぬけり
   日和雲芽吹きの枝に腰かけり
   いにしへに思ひ巡りて水仙花
   ワンシーン浮かぶ香りや沈丁花
   春夜更け言の葉雨によみがへり
   芽柳のもつるる辺(ほとり)沼ひかる
   囀りや見知らぬ小道そぞろ神
   春の風うつむく思ひそっと撫で
   薄き陽をあびて恥らふ菫草(すみれぐさ)
   諳んずる懐かしき詩(うた)風ひかる
            2006年 04月   
   ポーズとる夫(つま)の笑顔やさくら花
   「待ち受け」の遺影に見すや花並木
   さくら枝のしだるる川辺うしろ髪
   春暁や夢のあとさき愁ひけり
   径の春みぎへ左へ招きをり
   きらめきて川面たゆたふ花の風
   幼子の仕草目で追ふ花の宴
   めつむりて亡き子と眺む夢見草
   四方の花夫婦つつむや鳥のこゑ
   髪を梳く風彩るや花吹雪
   おき去りの緑きらめく春驟雨
   虚しさや吾子亡き庭に花芽いづ
   春寒や庭花手折り手向けをり
   もの憂くて終日(ひねもす)こもる靄の春
   かそけくも笑みのこぼるる春夕餉
   親とても忍び泣く夜や春愁ひ
   突き刺さること多かりし花芽時
   葉に宿る雫いざなふ夢の春
   大木の枝さゆらぎて風ひかる
   目にすがし日照雨(そばへ)にさらす新芽かな
   透きゆらぐ新樹の葉影身を撫でり
   柔き土降り立つ春陽森木立
            2006年 05月
   つなぐ手に姑たよるや初夏の風
   朝ぼらけ雲染めゆくや春の旅
   東雲や霞の山を眺めやる
   吾子偲び夫婦歩むや暮の春
   雪どけや夫(つま)手さしのぶ沼巡り
   宵の春ながす疲れや露天風呂
   雲間より春陽ひろごる峠道
   おぼろなる山にたはむる嵐気かな
   ははおひしやまかわこひし櫻花
   姑をいたはる夫(つま)や花日和
   とことはに集ふ歓び五月晴
   てれ笑ひそっと差し出すカーネーション
   老ひぐみて紅引く朝や芥子の花
   端座して記憶たどるや夏霞
   老ひごこち質す言の葉松落葉
   夏の蝶姑わらべの笑顔かな
   そそけ髪撫で漫ろゆく若葉風
   ハミングの杖つく姑夏はきぬ
   薔薇の園かほり渦巻く別世界
            2006年 06月
   薫風や姑と歌ふわらべ歌
   華好む姑見入るや夏ファッション
   眦(まなじり)をおさへ姑や梅雨憂ひ
   車窓越し手振る姑や夏衣
   気忙しく立ち働きて紛らはす留守居を襲ふ哀惜の念
            2006年 07月
   二の腕にふるる川風涼の夕
   束の間や梅雨の晴れ間の庭しごと
   気まぐれの梅雨の合間や立ち話
   動かざる蜻蛉の翅に日照雨かな
   七夕や逢瀬かなはぬ三途川
   願ひごと浮かばぬ悲愁星祭
   また風の通りぬけゆく誕生日愛しき吾子の歳そのままに
   百合の花彩る席に吾子の笑み
   そこばくの憂ひのぞくや夏宴
   偲びつつ夢語る友まくわ瓜
   中元の中身たしかめ昼餉かな
   あゆむ背にはり付く暑さもどり道
   梅雨ごもり友の電話に擽られ
   うな垂るる桔梗なほ打つ糸雨の朝
   鬱々と何もかはらぬ梅雨晴間
   手の止まる蜂のうなりや庭掃除
   波もよふ描ひて去(いぬ)るや青田風
   波風の止むも起こるも術のなく時過ぎ行くをわれ待ち渡る
   風を受け雨に打たれて陽を仰ぐ成すがままの身軽ろき心地よ
   淡々と日々欲の無き道のりを歩む安らぎ我のみぞ知る
   浮き沈みこころ彷徨ひいつの日か無心の日々に息つく心魂
   けふも又日がな一日勤しみて無我の境地に居る心地よさ
   過ぎ去りし山坂ゆかし夏の原  
   まどろみの狭間にきこゆ蝉時雨
            2006年 08月
   夢かくれ夢諦めて夢にみる抱きし夢のありし日の夢
   黄昏て咲く白粉の花愛(いと)し
   空蝉や現に刻む夢のあと
   颱風に先立ち揺るる上枝(ほつえ)かな
   稲穂薙ぎ疾風無常の置き土産
   初秋や移りゆく色土手の朝
   逝きし子に語りつ成すや盆支度
   夫(つま)居りて和むここちや盆休み
   浮き出づる淡き闇より揚花火
   ざはめきを残し尽きるやスターマイン
   戻り道そびらに迫る音花火
   夢抱き失ふことの切なさに抱かず歩む目隠しの道
   ぽつねんと空蝉のごと吾子衣(ころも)
   夏空を突いて登るや吾子のもと
   涼風や笑顔あらはる納骨堂
   夫(つま)ぬぐふ涙のおもみ菊の花
   弟(てい)偲ぶ兄の拳や走馬灯
   安穏といふ色に染む憧れを夢と名付けて光射す朝
   丸坊主毛虫一夜に葉を食めり
   秋の蝶たおやかなるや庭の先
   気の弛み心地よきかな蝉時雨
   夏の端や草強情に根を張りぬ
   呆気者黄昏てなほ蟻の道
   風はこぶ浅き闇より蝉のこゑ
   新涼やこころほどきてまどろみぬ
   夕間暮れ風這ふ川面うつろひて岸辺にひそむ秋あらはるる
   手を止めて虫聞く厨つつがなし
   土手草やひそかに覆ふ夏の色
   秋めくも陽射し奮ひて肌をさす
   ひとり夜の静寂(しじま)くすぐる虫しぐれ
            2006年 09月
   秋の日や縁なきひとはぐれけり
   足音のあとに虫の音かまびすし
   Bonjour見知らぬ人や秋の夕
   狂ひ咲き目に障るなりぼけの花
   秋立ちぬ所作虚しきや夕まぐれ
   朝ぼらけ風はこびくる秋の声
   忘れずに月命日に訪れし友語る夢仏間を照らす
   長き夜や吾子の思ひ出浮きいずる
   ありあけの林ゆるらか鳩のこゑ
   鶏頭花かかへる夕日惑はせり
   時うつり雲ながれゆく秋空にかはる心の寂しくもあり
   朝ひかげ秋蝶ふわり舞ひにけり
   こぬか雨垂るる稲穂の露しとど
   道の辺や霧雨染むる曼珠沙華
   引き出しの奥に見つけし宝物吾子の遺品に秋風ぞ吹く
   久方の秋のひかりや部屋掃除
   降りいでし雨に散りゆく萩の花
   友の手に懐かしき花おみなへし
   秋の幸うかぶ眼裏(まなうら)吾子の笑み
   抉られし傷にすり込む時薬(ときぐすり)にぶき悲哀となりて疼きぬ
   それぞれの闇しずまるや野分あと
   靴下を探し秋知る明けの刻
   明けやらぬしじまに虫の音のわたる思ひつのりて身じろぎもせず
   秋愁ひ得体なきもの澱みけり
   籠もりいて秋の陽射しの眩しけれ
   虫の音の案内のままに草の道
   あいさつの煩わしきや秋彼岸
   飽くことのなきエネルギー野分かな
   ひと気なき道選びきて曼珠沙華
   朝まだき露とくとくと草の道
   空いよよ高く秋野辺見下ろせり
   夕風にほぐれんとして葛の蔓
            2006年 10月
   草野球こゑ吸ひ込むや秋の空
   木犀のかほり地を染む雨の朝
   跳ねかへる畦の雨足ほたる草
   未熟なる柿を撫で打つ雨雫
   咲きそめし萩をいたぶる風雨かな
   ひとり笑むそぞろ歩きや竹の春
   さわさわと風に尾花や夕茜
   遥かより犬よびたるや秋の原
   もの思ふ人佇むや秋の土手
   もの思ふ人すれ違ふ土手の秋推敲
   まどろみの眼裏(まなうら)秋の日和かな
   里山や秋しんかんと靄の朝
   風の音(ね)や声はまぼろし秋夜更け
   もてあます長きひと夜や針仕事
   そぞろゆく露けき朝や無にひたる
   深まりてちちろ鳴く夜や真くらがり
   天降(あも)り来し青ひと色や秋の川
            2006年 11月
   枯れ枝を踏み見返るや森ひとり
   ひかり射す木々の間(あひ)舞ふ枯れ葉かな
   友きたる心くだきて小春かな
   踏み入りて荒れ野しとどや露の朝
   大の字になりて吾子の名よび叫ぶ冬日射し込む部屋の憎さよ
   もみじ葉をい抜き落つるや陽の光
   ゆるゆると雲影這ふや雪の富士
   眼うらに浮かぶ錦や紅葉狩
   譲りあふ同じ世代や行楽地
   四方に舞ふ尾花うつろや川原風
   笑み返す夫の門出や冬日和
   境内の落葉掃く音や朝参り
   散ってなほ銀杏艶ます時雨かな
            2006年 12月   
   散紅葉あびて山肌うるほひぬ
   木洩れ日に姿透かすや冬紅葉 
   ありし日の吾子の好みし欅の葉黄に染まりて今年も果てり
   ファイインダー覗く束の間亡き吾子の全て忘るる無色なる時
   音もなく山茶花くずれ地を染めり
   大樹よりはらり枯葉や鳥たちぬ
   逢ふことのすべなきままに一年(ひととせ)の穴広ごるを只耐へにけり
   紅葉川胸の遺影に語りかけ
   大掃除思ひ出の品手に取りて又仕舞ひ込む日がな一日
   在りし日の笑顔あの声あの仕草突如現れ涙にくるる
   うつうつとうつにひたりしうつけものうつうちまかせとしうつるいま
   喪ごころの隅を照らすや寒椿
   胸奥の吾子と語らふ冬うらら
   透きうつす空モノトーン枯木立
   雲間より光ふる野辺空っ風
   知り人を避けてわき道暮の夕
   偲ばるる輝く瞳聖夜かな
   年の瀬やもの言はずしてそそけ髪
   空元気みせて節季の憂ひかな
   かへりみる哀(あひ)の一年(ひととせ)小夜時雨
   ほほけたる芒そびらに青き川
   変はりなき偲ぶ思ひや年の暮
   味気無き闇に慣れつつ年暮るる
   大晦日ほめく心根失せにけり
   在りし日の母と重なる年用意
   年の夜も雲居の果てを案じをり
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