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雅陽(がよう)

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 2005年     選句
雪解けの気を吸い込みて無にひたり
春の土手佇む影のひとつかな
雨垂れを数へ涅槃の旅思ふ
雨足にうつむき咲くや釣鐘草
言の葉に入り組む思ひ髪洗ふ
胸奥の襞安らぐや夕涼み
寡黙なる空気かほるや甜瓜(まくわうり)
吹き荒ぶ野分に紛れ泣きじゃくる
カーテンの揺れてハミング秋の午後
小春日や遠まはりするカメラマン
水鳥や流れに任す術を見せ
よみがへる温もりの幸冬陽ざし
不甲斐なき我を笑ふや冬の雲 


            2005年 2月
春浅し縋りつく友嗚咽かな
春隣君に涙の友の渦
こみ上げる想ひ翔んでけ春の空
            2005年 3月
歳時記を眺め如月吐息かな
薄れゆく君の匂いや春の部屋
懐かしき笑み写りをる雛祭り
ふところに写真しのばせ漫ろ春
半化粧雪に染まるや電柱(でんばしら)
童心にくすぐられるや雪景色
雪うさぎ見る間に溶ける遺影前
泣き笑ひ疲れ寝床や雪景色
乱れ舞ふ雪映すかや胸の内
雪解けの気を吸い込みて無にひたり
水仙を手向けしまらく虚けをり
仰ぎ見る辛夷なみだの蕾かな
鎮まりて虚しさ増すや春の夜半
ものの芽や移りゆく日々悟らせり
愁ふ身に花芽眩しき午後の庭
留まりて心添わねど春陽射し
春風や澱む思ひに吹き込めり
蘇へる哀しき月忌弥生かな
セーターの遺品羽織るや夕の刻
春の曲愛しき笑顔よみがへり
思慕つのり吐息重なる春の宵
宵越しの翳り映すや春鏡
気合入れ背伸びする手に春うらら
片付けの手にレース柄春陽射し
居並びて吐息奏でる春の膳
むずむずと攻め来る敵や花粉症
戯れの七草言いあふ過ぎし春
春の風たをやかなるや庭掃除
なに見ても涙あふるる春霞
春の土手佇む影のひとつかな
シャンソンに紛れ嗚咽や春の午後
春野菜苛立ちぶつけ微塵切
矢継ぎ早話すくちびる春の蝶
時よ去れ我も連れてけ花畑
深閑と心萎へるや春の雨
在りし日の笑顔抱き寄せ春午睡
突然の嗚咽洩れるや春小道
梅の香や遠隔の友訪れり
遅々として春進まずや遺影前
芽柳の眩しき舞ひに見惚れをり
思ひ出をなぞる指先春の風
密やかに咲いて黙する仏の座
幕ひきの後に恨めし春の色
この年の春見ぬ君に手向け花
手の甲の皺に見入るや春日差
君懐き滂沱に暮るる春の雨
呼び鈴や現に戻る春の午後
吹きすさぶ春の嵐や胸の奥
洟誘ふ花芽の時や我慢時
アルバムを捲る手元や光る風
断ち枝の脇芽にそっと頭垂れ
金柑の実の萎み落つ末路かな
いぬふぐり我も我もと咲き広ぐ
漫ろゆく連れは影なき沈丁花
在りし日の姿ひそやか春路かな
もの言はぬ笑顔現る春の夢
影二つ並ぶ梅見や老ひの道
吾問ふて吾答へるや春夜更け
おお男手に芳しき春の花
友の顔黙し涙の彼岸かな
腑抜け面ひとり留守居や春の雨
軒先や春の雨糸染みこみぬ
ひと筋の光り覆ふや春の雲
何事も無きかの如く春の青
夢を継ぐ友の言の葉春息吹
芽や花を愛でる目と鼻くずれをり
雨あがり部屋締め切るや花粉症
フリージアの香に包まれし君の部屋
            2005年 4月
浮かれ春所在無き我虚ろなり
春の宵学ぶ姿に笑む遺影
咲ききそふ花々我を置き去りに
夢据ゑし君に手向ける夢見草
突然の春の疾風や散る澱み
笛の音や花香くぐりて届きをり
濃く淡く木々萌ゑいづる遠野山
稜線や遥かに烟るさくら花
木々萌ゆる彩(あや)なす山に見惚れをり
アネモネの揺れとじゆくや風の夕
烈風に山波打つや遠桜
風叩く闇夜に恋ふる花の舞ひ
見るたびに葉色変わるや欅の芽
雨雫つぼみ撫で落つ縁の先
芝桜すがた侘しや雨の裾
ひと気なく萎む並木や桜雨
花冷や日がな一日留まりぬ
ひさかたの春の光や腕まくり
雑草の花ためらひて抜く春日
緑さすさゆらぐ枝や春の午後
空に舞ひふたたび添ふや花筵
山吹の花たゆたふと風の夕
寄り添ひて庭彩るや鬱金香
かもめ舞ふ水辺の午後や凪の春
つばくらめ訪れ過ぎし日を思ふ
緑さす大樹に宿る神気かな
蒲公英の花逞しやアスファルト
春の風駅の階段浮かれ押す
隠れ径枝葉透かすや春の山
登りきて見知らぬ人や山菫
足元や末広がりの花錦
春がすみ海原空にとかしこみ
春湯治心たゆたふ笑ひ声
日君植ゑし鬱金香の咲きそろふ
日幸色に円く咲きそむ八重桜
待ちぼうけ茜に染まる代田かな
風あそぶ絮見上げるや鼓草
葉桜の裾に名残の花蓋かな
痛みとて命の証暮れの春
啼き声の被写体探す春の森
雨あがり柿芽光るや田舎道
突風に早散りまごふ虞美人草
もつれ舞ふ土手の柳や春疾風
            2005年 5月
誰待つや鈴蘭ともる夕間暮れ
藤の花あふるる下(もと)に子猫かな
痛みなぞ慣れ感ぜぬや薔薇の棘
涙拭く姑つつむや皐月空
柏餅独り食む瀬の虚しさよ
もつれ舞ふ蝶誘ふや土手の道
脆き足ゆだね藤見の姑かな
黄泉よりの思ひ届くやカーネーション
ぽたぽたと溢るる泪母の日よ
さまざまに思ひ巡らす若葉風
曇天に気だるく揺らぐ新樹かな
風薫る老女ポーズのレンズ前
はにかみて吹く草笛や童女顔
八方にわた毛とぶ野辺暮の春
ジグザグに進む思ひや鉄線花
振り返る老ひの繰言木瓜の花
光降る旅立ちの初夏なみだかな
アカシアの花あらはれて青き空
紗のかかる記憶たどるや若葉雨
薔薇の香や滲む思ひを和ませり
手をつなぐ夫姑や風薫る
緑さす小径さゆらぐ枝の風
さざ波の寄せ来る如し白げんげ
夏は来ぬ姑ともに口遊ぶ
車窓越し名残惜しむや夏帽子
うつむくや天女花(おほやまれんげ)蕊の紅
なに思ふ夫の涙や忍冬(すいかずら)
わかば雨寝床にひそむ虚空かな
           2005年 6月
突然の涙の先の初夏の景
えご落花うつむく夫婦和ませり
雨雲の垂れてさわぐや白蝶草
雨あがり行くあてもなし苔の花
朝ぼらけ色重ねるや七変化
友来たる遺影の笑みや蓮の花
薔薇の園手招きするや夫の笑み
腰さする初老の散歩青葉闇
伸びすれど届かぬ夢や泰山木
雨しずく泰山木の花に寄り
雨垂れや寝返りひとつ五月闇 
君思ひ丹精の百合手向け花
滲み入る羽織る肩先梅雨の宵
梅雨寒やことば呑み込む平行線
せかされて花撮りまはる梅雨晴れ間
葉を笠に蕾うつむく梅雨の入
父の日や笑みふりそそぎ潤へり
静けさや刻む雨音むぎの秋
雨垂れを数へ涅槃の旅思ふ
淡き夢膨れしぼむや梅雨の闇
雨足にうつむき咲くや釣鐘草
笑みの染み浮かぶ夏服遺しをり
涼風や有撫で無へといざなへり
ほつれ髪わずらわしきや青田風
まだ落ちぬ軒の雫や雪ノ下
濡れ猫や声引きずりて梅雨の路地
庭蜥蜴ゆくて阻むや下駄の上
額の花一人留守居や雨の音
寝ころんで仰ぎ見る軒蜘蛛の宿
百合の花透かす陽射や庭仕事
徒夢や古木彩る凌霄花
湿り風轟音重く窓を突き
水撒きのたゆみ踊るや夕の刻
雨あがり路地見下ろすや合歓の花
            2005年 7月
草弾む道端小さき雨蛙
しろがねの雫抱へむ蓮浮葉
目にすがし若竹雨に枝垂るる
雨粒を借りて蜘蛛の囲かがやきぬ
囀りに目覚め老ひ知る雨上がり
曇天を見上げ桔梗のひとつ咲く
戻り梅雨華やぐ時を奪い去り
鬼灯のうつむく葉陰風とまる
雨あがり雫に映ゆる夏の草
言の葉に入り組む思ひ髪洗ふ
梅雨明けや泥濘むこころ深呼吸
胸奥の襞安らぐや夕涼み
寡黙なる空気かほるや甜瓜(まくわうり)
たまゆらの光る穂先や驟雨あと
かたはらに幽けきかほり夏衣
肩肘をはって誇るや小鬼百合
ひるがへる夏蝶はこぶ愁ひかな
蟷螂の子に凄まるるファインダー
空蝉や生ある跡を知らしめり
片陰に逃れ道訊く子の相手
            2005年 8月
空耳とおぼゆる夕餉遠花火
まどろみの頬に涙や蝉時雨
うなだるる花を横目にかき氷
幽かなる風鈴の音や闇の床
義理欠くも厭わぬほどの猛暑かな
逢ひたくて耳を塞ぐや遠花火
力なく寝そべり昼夜暑気中り
何もなく何も生まれず夏果てぬ
窓越しの残暑睨みてごろ寝かな
あきらめの心さゆらぐ風知草
新盆や修羅のかの刻よみがへり
かかる宵おもひ巡るや走馬灯
そぞろなる夢ゆき交ふや盆夜更け
ぽつねんと遺影の前や盆の明け
虚ろなる瞳の先に秋の蝶
ざわめきて風駆け渡る稲の花
土手の闇動かす終ひの花火かな
ふと我に返る夜更けや虫の声
吹き荒ぶ野分に紛れ泣きじゃくる
秋風の吹いて怠惰の愁ひかな
ちゝろ鳴き心たゆとふ湯殿かな
おきみやげ撫でて吐息や窓の秋
            2005年 9月
言の葉の棘抜き舐める夜半の秋
在りし日の姿ゆらぐや秋簾
草の原一目散の野分かな
前向きの仕草のぞくや秋ひかる
先々の秋飛び込むやファインダー
それぞれの秋に愁ふや青き空
一筋の道現るる秋の月
笑ひ声心ゆるむや秋の朝
会釈する見知らぬ人や秋ざくら
カーテンの揺れてハミング秋の午後
虫の秋沁み漫ろゆく夕間暮れ
曼珠沙華ゆるむ陽射しや老ひの坂
揺れる身や白き尾花の風の原
ゆるゆると風に委ねし白芙蓉
励ましの父母の声聞く秋彼岸
夢のあと夫婦歩むや虫時雨
秋の土手風ひろごるや胸の奥
内に秘め爆ぜ生まるゝや椿の実
秋空を突いて黙すや電柱(でんばしら)
            2005年 10月
実と並ぶこころもとなき牽牛花(けんぎゅうか)
忍ぶれば夢ひかるらし女郎花
まどかなる心ゆらぐや秋の雨
在りし日の証さぐるや部屋の秋
秋時雨そっと声たて名を呼びぬ
病むこころ癒すかほりや金木犀
菊の香や引き戻さるる修羅の刻
乱れ咲く菊濡れそぼる一夜雨
惜しげなく散る木犀や溝の川
摩訶不思議えぐられて尚秋の来る
秋の幸供へ黙する母の影
静かなる一人居の秋空青し
現にも夢にも居ぬや秋の朝
胸奥や鈍き風音そぞろ寒
月明り消えてしのぶや闇の庵
夢ごこち背に久しきや秋陽射
秋さぶや洒落気奪はれ身をくるむ
金色の帯ゆらぎをる秋川面
東雲の土手に孤愁や露ひかる
哀しみも青も果てなき秋の空
寂しさに吐息重なる秋の雲
漆黒の秋の迷路をさまよひぬ
災ひの知らせに歪む秋の雨
護られし命の重み暮の秋
こはばる身ほぐす笑顔や秋宴
秋夜更け湯殿にひそむ素の心
気の晴れぬ思ひ映すか秋曇天
            2005年 11月
秋しぐれ続くぬかるみ鬱々と
繰り返す澱む空気やそぞろ寒
青空を眺めひとごと神無月
柳ちる薄紅染むる川面かな
冬ぬくし思ひ懐きてまどろみぬ
眩しさや眼の裏に柿の紅
ひかり追ふ鴛鴦(をしどり)の影水面かな
身の細る思ひ連れてけ肥ゆる秋
咳き響く切なき虚(うろ)や奥座敷
一筋の陽射し我がもの紅葉映ゆ
淡き陽や臥す身をおほふ障子越し
小春日や遠まはりするカメラマン
水鳥や流れに任す術を見せ
冬陽ざし映す川面や太公望
よみがへる温もりの幸冬陽ざし
不甲斐なき我を笑ふや冬の雲
まんじりと背に冬の陽や鳥眺む
白鳥の声に驚き我に帰す
友思ひ笑みこぼるるや小春の日
励ましの眼差し疼く冬日かな
ひとりごと流す湯殿や冬の宵
            2005年 12月
朝霜の消ゆる足跡そぞろ道
枯尾花ゆるぎ光るや朝の土手
枯葎すずめ飛び立つ虚空かな
透き揺らぐ蒼き川面や枯すすき
重すぎる荷を放り出し日向ぼこ
空っ風突いて辿るや医者のもと
点滴を眺め咳き込む老ひし朝
山茶花の垣に後手薬かな
陽だまりを選びジグザグ医者帰り
木々渡る鳥の啼き声咳ひとつ
気弱なる我をおそふや咳の波
風邪引きや痛みいきあふ胸の奥
おぼつかぬ足に纏わる落葉かな
年の瀬や路地に聞こゆる鋏の音
漫ろゆく先は風邪引き待合所
咳止めの効き目うたがふ夜半寝床
とろとろと眠る小耳に灯油売り
東雲や孤愁寒気と漂へり
一筋の冬陽に塵の輝けり
群鳩の浮き立ち揺らぐ枯野かな
片隅の野草目を引く霜化粧
霜柱歩む幼子声をあげ
頭(こうべ)のみ垂れて挨拶暮の町
のど飴を口に含みて大掃除
漫ろ人枯野に影を長く引き
なにもなく何もおこるな冬日和
ひたすらに枯れゆく河原虚空かな
初霜や花壇ひと夜に変はり果て
年の瀬やひねもす庵ととのへり
喪の年や仕舞ふ思ひ出あふれをり
君の歌こころに沁みる聖夜かな
手を休め有馬記念に拳かな
磨く手を止めて冬空ガラス越し
微笑みの集ふ宴に温みけり
空(から)席を見つめ無言の年を越す
惑ひつつ年の夜くぐる夫婦かな
夭逝の年去りゆくや除夜の鐘
鐘冴ゆる黄泉の君にも届くやも
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